当院が小児歯科治療で心がけていること
恐怖心を取り除く
小児歯科ではいきなり治療をせず、まずは子どもとコミュニケーションをとって、恐怖心や不安をできるだけ取り除いてあげるように対応します。器具を触らせてあげたり、興味を引くような話題で語りかけたりし、押さえつけて無理やり治療を始めるようなことはありませんので、ご安心ください。状況によっては、初回はお話だけで治療を施さないケースもあります。保護者の方としっかり相談をしながら、お子さんと向き合っていきます。
子どもの虫歯の原因
甘いものの摂取や大人からの感染
子どもは間食が多く、甘いものが好きという傾向がありますが、大人のようにしっかりとしたブラッシングもできないため、どうしても虫歯のリスクが高くなります。しかし、もともと虫歯菌は乳児の口内にはないもので、成長の過程で大人から感染していきます。したがって、家族など周囲の人が自分の虫歯ケアを意識することも大切になります。
子どもの頃から歯科に通う重要性
親子で予防を
大人にとって予防治療が大切であるように、子どもにとっても定期健診による早期発見・早期治療が重要です。幼い頃から歯科に慣れることで恐れや不安も薄れ、歯の健康に対する意識も育ちます。ぜひ、親子ご一緒の予防治療もご検討ください。
保護者の方へ
小児歯科は何歳から?
特に決まりはありませんが、当院では3歳ぐらいからと考えております。
歯磨きを嫌がるときは?
まずは焦らないことがポイントです。歯磨きや虫歯について描かれた絵本を読んだり、おもちゃや人形などを活用したり、動画や歌を取り入れたりと工夫してみましょう。親子・家族で一緒にブラッシングし、その時間を楽しく習慣づけていくという方法もあります。小さなお子さんの場合は大人による仕上げ磨きも重要ですから、ぜひ一緒にブラッシングする時間を持ちましょう。
