歯を失ってしまった場合、一般的な治療ではブリッジや入れ歯が考えられます。しかし、どうしても「周囲の歯を削りたくない」「入れ歯を使えない」といった方には、インプラントをおすすめします。
インプラントは歯を失ってしまった方のための治療で、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着するというものです。外科手術が必要となりますが、最新の技術で安全に処置することができ、天然歯のような見た目や噛み心地を再現することができます。
当院は最新の歯科用3Dレントゲンを導入しています。同機によるレントゲン撮影など術前検査やシミュレーションを綿密に行い、歯や骨の状態をしっかり把握した後に治療に入っていきます。ただし、虫歯や歯周病などがある場合は、それらの治療後にインプラント治療を始めることになります。また、喫煙している方はインプラントの寿命が短いという調査結果もあるため、予め減煙・禁煙をおすすめしています。
術前検査や虫歯などの初期治療が終わった後、インプラントの長さや日程を決める具体的なステップに進みます。手術の時間には個人差がありますが、短い方では30分程度、長い方で2~3時間ほどです。術後はそのまま帰宅していただけます。なお、インプラントの外科手術には「一回法」と「二回法」があり、当院では二回法を用いています。二回法では、1回目の手術から2~3カ月後に2回目の手術(二次オペ)を行います。
インプラント治療後は定期的に来院していただき、噛み合わせや歯肉の状態の確認などをしていきます。患者様ご本人がブラッシングを励行して口内を清潔に保ち、感染などが起こらないよう意識することも大切です。ちなみに、インプラントに歯石がついてしまった場合には、インプラント専用の超音波スケーラーを用いて除去しますので、ご安心ください。
硬い物でも噛めるようになる、周囲の歯への影響が少ない、見た目が美しい、長期間使い続けることができるといったことが挙げられます。
手術が必要なため心身に負担がかかる、治療費が高額、治療期間が長い、定期的なメンテナンスが必要になるといったことが挙げられます。
※顎の骨の状態などにより別途費用がかかる場合があります。※上記は税込価格になります。
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